一台目が街に出たのは良いのですが、コスト、基本、購入の自転車部品と金属材料ですが、まだまだこなれてなくて、月に一台捻出してたら、年内、店じまいになってしまいます。基本無料工作教室ですから、ただで持って帰れるシステムですし、宣伝してもらっている、実使用の評価試験をしていただいている訳で、お礼をしなくちゃくらいの立場です。で、街には1万円程度で新車の自転車が売っている訳で、そこからスタートして、工作の喜び、手ごたえ、乗って楽しいおだわら自転車はできないだろうかと、作ってみました。結果、乗れる程度の物、新しい形の自転車にはなっているし、作る喜びも感じることは出来そうなのですが、いいだろう、かっこいいだろという所には程遠いです。感性というのは大げさですが、機能を満たせば良いという時代は過去のものです。何時間も苦労して作業して作っても、報われません。昭和の物のない時代を知っている、その中で育った人なら、これも面白い工作だと思うでしょうが、20年後、30年後も通じる、文化として、自転車を作ることを目指す人(私)が取り組む課題ではないと、作って見て、気がつきました。